生活

ウクライナの留学ビザ取得方法

ウクライナが好きで3か月以上滞在したい人はビザが必要です。
※ウクライナが好きかどうかは特に関係なかったですね…。

ただ聞いたことがあるのは、万が一3か月以上滞在してウクライナを去る場合でも、国境を出るとき、空港から出る時に賄賂を渡せば問題ないと聞いたことがあります。とはいえ試したことはないですし、試したくもないので
真偽は分からないのですが…

長期滞在ビザはいろいろありますが、私自身が2回取得した留学ビザの説明をしたいと思います。就労ビザなどは分からないので大使館に問い合わせてみてください。2016年と2017年に取得してます。またもしウクライナが気に入って90日以上滞在したい!って方は大学の学費が安い(年間10万~20万)ので、大学の学費を払って学生ビザを取得するのもありだと思います。

今までイタリアやドイツで自分で取得したときに比べて全く聞かなかった言葉
アポスティーユ…多分ほとんどの人が聞いたことないですよね?オーストラリアに滞在していたときは観光ビザでいって、周りはワーホリばかりでしたが、やはりアポスティーユという言葉は聞いたことありませんでした。

私も最初の1年目に滞在するまで聞いたことのない言葉でした。アポイントか何かだと思ってました。
アポスティーユを簡単に説明すると、外務省が信頼の印としてハンコを押す・・・で、押された書類をアポスティーユ済という感じです。なんでカタカナにしたのか正直分かりませんよね。だって、アポスティーユっていったって想像つかないじゃないですか。

通常の作業だったら外務省に手紙を送ってアポスティーユ認証してくれるのを待つだけなんで簡単なんですが
私がやってしまった必要書類のミスは

・国立大学だから外務省がアポスティーユしてくれる!と思っていたこと
国立大学も2004何年から独立行政法人になってるんですよね。つまり民間なんです。なので外務省でアポスティーユはやってくれません。民間の場合は公印認証といって、外務省ではなく行政書士による認証が必要になります。

・病院が国立病院ではない場合経費がたくさんかかる(1回目の失敗)
病院は正直よく知らなったのですが、赤十字など国立病院で健康診断をすると無料でアポスティーユしてくれますが、民間の病院で健康診断をした場合は、公印認証なので料金がかかります。

ウクライナの大学からの招聘状(決まった形)
アポスティユまたは公印確認がついた卒業証明書/または成績証明書
アポスティユがついた出生証明書
アポスティユまたは公印確認がついた健康診断書 (普通)

先ほども書きましたが、初回にやってしまったミスは病院の健康診断を民間でやる→英語で診断書を出してもらう(5000円くらい高い)→その英語の文書に対して公証(日本語より高い) という無駄な出費をしてしまったことです。

2回目の申請時は国立病院で健康診断して日本語で書類作成→外務省アポスティーユ アポスティーユされた書類をウクライナ語翻訳しました。

ちなみに外務省の留学ビザ必要書類には、翻訳はウクライナ語かロシア語 とありますが、英語でも大丈夫です。それと英語で持っていけば現地でウクライナ語に翻訳するのは1000円くらいです。、とにかく日本とくらべものにならないくらい安いので、現地でもしウクライナ語の翻訳が必要といわれたら現地で翻訳できます。

結局、アポスティーユした書類に領事認証代(1書類3000円ほど)がかかるので、何ともいえなくなりました。全てを含めて計算すると、翻訳はとにかく添えるだけで良いので、アポスティーユされる書類は日本語、それに英語訳をつけていけば良いのかと思います。日本でビザを取得する際に特にロシア語やウクライナ語である必要はありません。

 

ウクライナに行ってから、現地でこのビザからウクライナのパスポートのような見た目のもの(パサヴィドカといいます)に変更するときにウクライナ語またはロシア語訳が必要です。最近はロシアとの外交問題からかウクライナ語を指定されることもあるんで注意してください。

また日本でウクライナ大使館に電話するときですが、なかなかつながりませんでした。営業時間であっても常に人がいるわけではなさそうです。私も訪れたときに働いてるのは1人なのかな?って思うくらい閑散としてました。

良く分からない領事認証代ですが2016年にとられたときの証拠がありました。